「マット運動にはどんな技があるの?」「うちの子はどんなマットで練習させればいい?」—マット運動の指導や練習環境を考えるうえで、技の種類を正しく理解しておくことは欠かせません。
本記事では体操器具のプロであるフリージアスポーツが、文部科学省の分類をもとにマット運動の技の種類を整理し、それぞれに適したマット選びのポイントを解説します。
マット運動の技は「回転系」と「巧技系」に分けられる
文部科学省の学習指導要領解説では、マット運動の技を大きく「回転系」と「巧技系」の2つに分類しています。
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回転系|前転・後転などの「接転技群」
マットに背中や腰をつけて回転する技は「接転技群」に分類されます。前転・開脚前転・後転・伸膝後転など、マット運動の基本となる技が含まれます。
回転系|倒立回転などの「ほん転技群」
同じ回転系でも、手や足の支えを使って回転する技は「ほん転技群」に分類されます。側方倒立回転(側転)・ロンダート・前方倒立回転など、より高い運動能力を要する技が含まれます。
巧技系|倒立などの「平均立ち技群」
回転を伴わず、静止した姿勢でバランスを保つ技は「巧技系・平均立ち技群」に分類されます。壁倒立や補助倒立、倒立などが代表的です。
参照:文部科学省「学校体育実技指導資料 第10集 器械運動指導の手引」
技の種類に合わせたマット選びのポイント
マット運動は技の種類によって、着地時の衝撃や着手時に求められる安定性が異なります。練習する技に合わせてマットを選ぶことが、安全性と上達の両方につながります。
接転技群・基本練習には安定感のあるマットを
前転・後転など接転技群の基本練習では、適度な弾力と安定性を兼ね備えたマットが向いています。頭部や背中を守りながら、正しい回転動作を身につけられます。
ほん転技群・倒立系には安定性とグリップ性を
側方倒立回転や倒立など、手で支える技は着手時の安定性が重要です。滑りにくく厚みのあるマットを選ぶことで、恐怖心を抑えながら安全に練習できます。
発展的なアクロバット技には反発力のあるマットを
ロンダートからの連続技など、より高度な技へ発展させる場合は、衝撃吸収に加えて適度な反発力を持つマットが適しています。
まとめ|技の種類を理解したマット選びが安全な練習環境をつくる
マット運動の技は「回転系(接転技群・ほん転技群)」と「巧技系(平均立ち技群)」に分類され、それぞれ求められる安定性や衝撃の大きさが異なります。技の種類を理解したうえでマットを選ぶことで、安全性と技術習得の両方を高められます。
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\ フリージアスポーツおすすめのマット運動アイテム /
ソフトマット
前転・後転などの基本技の練習中の転倒や、倒立などの発展技での安全対策にも使える、クッション性に優れたマットです。二つ折りタイプは折りたたんで収納でき、学校現場でも扱いやすいのが特徴です。

坂道(転補助具)
前転・後転がうまくできない子どもに、傾斜を使って自然な回転の勢いをつかませる補助教具です。恐怖心を抑えながら、接転技群の基礎を身につけるのに役立ちます。

エアータンブリングマット
空気圧で弾力を調整できるタンブリングマット。発展的な回転技・アクロバット技の練習をサポートします。

